N.Y.アート旅行記、
メトロポリタン美術館編の続きです。
前回はピカソ…の描いた窓際のトットちゃん頭の女性でした。
今回の絵は
作家も
題名も
年代も調べませんでしたが、これはやっぱ
ピカソですよねぇ?
しかし
トットちゃんと比べると今回の牛はかなり
キュービズム的に崩されていますね。
そして
急所を刺され、脚からガクっと
崩れ落ちている様子が描かれ、
長方形の
キャンバスに上手く収まっています。
でもそれが逆に牛の
苦悩の表情を(
擬人的ではありますが)よく表現しているのだと
見受けられます。
プラハに住んでいた時に
アートの一緒に活動していた
マサノスケさんに聞いた話ですが、
彼は
スペインに美術留学していた時に闘牛を観に行ったそうで、
マタドールがトドメの
一撃を加えて仕留めるのが、丁度この絵で剣がぶっ刺さっている
頚椎の辺り
なのだそうで、ここを外すと牛は苦しみますし、観客も
ブーイングなのだそうです。
一発で終わらせるのが
経験と
技術と
度胸を要する
花形闘牛士の条件なのですが、
ピカソはあえて
「牛」に
スポットを当てて描いている訳ですね。
しかし何故
地面が海原の様になっているのでしょうか…?
荒れ狂っています。
■恵比寿での個展の情報です。
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場所:「Pio」渋谷区恵比寿 4-9-5
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電話: 03-5475-8706
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Web:
http://www.piotokyo.com/
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開店時間: ランチ 月〜金 11:30〜15:00、ディナー 月〜金 17:30〜24:30
土・日 13:00〜24:30
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開催期間: 6/2まで(なので連絡くれたら合流します)
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店の地図:
ここをクリックでどうぞ
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