2007.06.05 Tuesday
N.Y. ART旅行 151 ギュスターヴ・モロー
メトロポリタン美術館に
やってきました。
ここは入場料は一応書いて
ありますが、市民の寄付金で
良い為、$1でもOKなのです。
友人に言われても半信半疑で
払うと…問題なし(ラッキー)!
さてこの絵は2階に上がって左へ
行った近代美術の辺りの廊下に
飾られているフランス人画家・
ギュスターヴ・モローの1864年
「スフィンクスとオイディプス」。
206×105cmと横縦比2:1の
大作です。モローは1826-1898年
に生きた作家ですが、宗教的な
ものや、ギリシャ神話などの題材
を精巧でとても美しいタッチで
数多く残しています。
この絵はエジプトに在るあの
有名な半身半獣のスフィンクスが
道行く人達に謎掛けをし、間違えば食ってしまうという行いに近隣住民がほとほと
困り果てていたところ、たまたま通り掛ったオイディプスが正解を答え、退治して
しまいましたとさ…という話になぞられています。
その問いとは「ひとつの声を持ちながら、朝には4つ足、昼には2本足、夜には3つ足で
歩くものは何か答えよ。その生き物は、すべての生き物の中で、最も姿を変える」。
さてその答えは・・・? 皆さんご存知ですよね。
モローのその他の作品もチェックしてみて下さい。
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